2011年2月15日火曜日

薄毛の悩み対策 男性は明るくケア 女性は専門窓口?

 今年の夏は猛暑が続いたが、強い日差しは髪の毛や頭皮にダメージを与える。髪の悩みの一つ、薄毛。日本人男性の薄毛人口は1260万人と推定され、今夏、各種イベントが行われた。しかし、女性の薄毛はデリケートになりがちで啓発も控えめだ。(織田淳嗣)

 ◆QOLアップ

 生活用品大手のライオンは今夏、東京?銀座の「R25caf
e」と連携し、自社の30代男性向け頭皮ケアブランドを体験してもらう「PRO TEC CAFE」を期間限定でオープンさせた。男性客は美容師の指導を受け、毛先の細い「ウォッシングブラシ」で洗髪。毛穴に詰まった皮脂の汚れを無理なくかき出し、抜け毛予防に効果があるという。

 ライオンのビューティーケア事業部、柳田洋顕(ひろあき)副 arad rmt

主任は「『薄毛対策』というとネガティブなイメージだが、『男磨き』としてとらえてほしい」とPRする。

 薄毛に悩む男性のため、オープンに取り組む機運を高めようと今年6月、医師や製薬会社からなる「AGA(男性型脱毛症)対策プロジェクト」が設立された。20?40代の社会人男性1200人にアンケートをとったところ、薄毛を気にする人の
69?4%が「行動がネガティブになった」と回答。対策プロジェクトでは「薄毛がQOL(生活の質)を低下させかねない」と問題視する。

 こうしたことから7月末、東京?渋谷で薄毛対策啓発施設「男髪(おとこがみ)屋台村」を展開。専門医による無料の薄毛治療相談には315人が列をなした。「予想外の反響」(事務局)で、今後は地方の医師との バーバリー バッグ 新作
連携を進め、屋台村の地方進出も目指している。

 ◆進まぬオープン化

 しかし、対策プロジェクトは男性のみの対応。加盟の製薬会社が扱う製品には男性ホルモンを抑制する作用があり、妊婦に使用すると異常が出る可能性があることなどから、日本皮膚科学会の指針で「女性には使用しないよう勧められる」とされているためだ。このため、女性 MBT シューズ
向けの啓発は考えていないという。

 だが、薄毛に悩む女性は多い。その相談の受け口は都会を中心に、オープンでない環境で用意されつつある。

 「毛髪クリニック リーブ21」(大阪市中央区)は全国101店舗のうち、首都圏と大阪府の計4店舗を女性専用とした。「女性の薄毛は男性より深刻。お客様の気持ちを考えると、クローズな環境
にせざるを得ない」(同社広報部)

 女性専用の毛髪外来を併設している「AACクリニック銀座」(東京都中央区銀座)は平成18年の開院以来、利用者は増え続け、今年に入り毎月900人を超えている。分院では女性に対応しているが、「入り口が男性と同じだと通院するのに抵抗がある」と、遠くから新幹線で通院してくる女性客も少なくないという


 AACクリニック銀座の浜中聡子(さとこ)院長は「女性は妊娠、出産と、生活に多様性がある。例えば、産後の抜け毛は一時的なものであることが多いため、おおらかに構えて様子をみたほうがよい。女性の毛髪対策は男性とは異なる」と指摘。そのうえで、女性の薄毛対策について「信頼できる相談相手(医療機関)を見つけてほしい」とアドバイス
する。

 ■30代女性の2割が「自覚」

 「毛髪クリニック リーブ21」の意識調査によると、男性の4割、女性の2割が薄毛?脱毛が進んでいると感じていた。調査は5月、15歳以上の男女計4800人にインターネットで実施した。

 それによると、薄毛?脱毛が進行していると思う人は、男性では10代13.5%▽20代27.
2%▽30代35.6%▽40代48.8%。

 これに対し、女性は、10代5%▽20代10.2%▽30代21.4%▽40代26.2%?で、男性ほどではないものの、30代で既に5人に1人が自覚していた。女性にも薄毛に対する悩みが大きいことが浮き彫りとなった。

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引用元:ロハン(新生R.O.H.A.N) 専門サイト

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